Kissのひとりごと

日々のいろいろな場面で感じた心象風景や人生を三倍楽しむために工夫してきた小さなヒント……
などを気ままに綴っていく1片1片がやがて、Kissファンの楽しみとなれば・・・

VIVA! Cinema! Film! Movie!

Vol. ⅩⅢ Jan.1. 2018

新しい年を迎えて、背筋がぴ~んとなるような気分を少しだけ味わって、元旦を過ぎるとなんとなく映画館に足が向いた昔を思い出すのは、私だけかしら?
学生時代は、お正月の 2日に、ボーフレンド?いや、幼馴染みといった方が適切かも?と必ず話題の映画を見に行っていたのを懐かしく思い出す。
それ以前は、中学時代、日曜の度にひとりで、小一時間も掛けて田舎町から銀座・日比谷・有楽町といった界隈にお目当ての映画を見に出かけていた。見たい映画があれば、お昼も食べずに 2本掛け持ちして見ることもあった。

朝一番の上映回に間に合うように先週買った前売り券を握りしめ、期待でワクワクしながら映画館へと向かい、帰りにパンフレットと予告編で気になった映画の前売り券をまた買い求め、ストーリーを反芻しながら帰路につく・・・お小遣いはたぶん全て映画に消えていたのだろう。
 

当時は、ノートに見てきた映画のストーリーと、感想を書き記し、映画評論家を気取り 100点満点で採点していた記憶がある。
今でも不思議なのは、かなり躾に厳しかった我が家なのに、ひとりで映画を見に行くことには、 NGがなかったことである。両親共に映画好きだったからなのか?今もってわからない我が家の七不思議の一つではあるが・・・
その後、学生時代は試写会なるものに応募しては、母と足を運んだり、親しかった友人と大学の近くの映画館によく通ったものだった。
社会人になり、仕事に追われ、ビデオや DVDなどが主流になってくると映画館からも足が遠のき、話題作もあまり興味をそそられるものが上映されなくなり、斜陽という言葉をそのまま受け止めていたのかもしれない。
そんなブランクを経て、ここ数年は自宅でケーブル TVやレンタル DVD等で多数の映画を楽しんだり、懐かしみつつ、映画館では、上映初日の All night上映や、すいている週末の最終上映回を見たりする楽しみ方を覚えた。

映画館の運営も規模も随分昔と様変わりしているものの、やはり、大画面・充実した音響の映画館での迫力と魅力は比べものにならないと再認識している。
この地に転居してからは、一駅隣にシネコンを発見したので、また、頻繁に見にいくようになっている。勿論、最終上映回のレイトショー・席は最後列センターを予約し、小柄な私は空気で膨らむ座布団を持参して (万が一、前席に座高の高い人が来た場合対策として(笑) )夕方からおもむろに出向くのである。

中学時代はミュージカルやラブロマンスを好んでいたようだが、最近はアクションやサスペンス・スポーツ系 (ほぼ男性! )などがお気に入りとなっている。
が、中学時代と変わらず、予告編にだまされつつ次回の作品を物色している幸せな自分がいるのである。
 

 
 
 
 
「映画はやっぱり映画館で見るのがベスト!そして映画は楽しい!」
というひとりごとでした。